CIVIL WAR4

CIVIL WAR(シビル ウォー)
INVADERS / 2022年 / 84点

スウェーデン出身のパワーメタルバンド、4枚目のアルバムです。

ミリタリーメタルバンドSABATONを脱退したメンバーらによって結成されたバンドです。

前作まで歌っていた癖強ボーカリスト、ニルス・パトリック・ヨハンソンが脱退。代わりにBEYOND TWILIGHなどに参加してきたケリー・サンダウン・カーペンターなる人物になっています。私はよく知らなかったんですが、シッカリと歌える人物です。
また、ギターもリカード・サンデンからトッベ・エングルンドに変わっています。ちなみにトッベ・エングルンドはSABATONの現メンバーでもあります。
「SABATON脱退組のバンド」って謳い文句、これで使えなくなっちゃったね(汗)。

音楽性はこれまでと変わらず、キーボードをたっぷりと使ったパワフルなパワーメタルです。
ケリー・サンダウン・カーペンターのボーカルはニルス・パトリック・ヨハンソンに比べて(若干ですが)癖が無く、また、キーボードの出番が前作以上に増えており、良い意味で武骨さが無く、非常に聴きやすいです。

そんな本作の特徴はバラエティの豊かさだと思います。
エスニックな雰囲気のある「Oblivion」、フォークメタル調の「Dead Man's Glory」、何かの儀式みたいな出だしが面白い「Heart of Darkness」、ギターよりもキーボードが完全に主役になっている「Carry On」など、趣向を凝らした曲が目立ち、聴いてて楽しかったです。
一方で、高揚感バツグンの「Warrior Soul」、定番の疾走曲「Battle of Life」など、パワーメタルらしい曲も用意されています。

一撃必殺のキラーが無く、毒にも薬にもならない微妙な曲もチラホラとあったので↑の点数ですが、現代的な要素もシッカリ取り入れた意欲的なパワーメタル作品だと思います。

お気に入りは「Warrior Soul」。サビがメチャクチャ格好良い1曲。

個人的にはSABATONと同じくらい人気になっても良いんじゃないかと思います。ヨアキム・ブローデンくらい目立つ人物がいたらな~(汗)。