
DARE(デア)
SACRED GROUND / 2016年 / 80点
イギリス出身のロックバンド、7枚目のアルバムです。
アイルランドを代表するロックバンド、THIN LIZZYの元メンバーであるダレン・ウォートン(Vo/Key)によって結成されたバンドです。まあ、このバンド自体はダレンの出身地であるイギリス出身という事になっていますが。
THIN LIZZYと言えば泥臭くも抒情的なツインギターが印象的なハードロックスタイルですが、本バンドは初期はそういう要素はあったものの、3rd「CALM BEFORE THE STORM」からバッサリと無くなり、非常に穏やかで大人しい、メロウなロックをやっています。ロックに詳しくない人が聴けば「これってロックって言っていいの?」というほどのレベルです。
しかし、ダレン・ウォートンによる哀愁漂う素晴らしいボーカル、そして緑が茂る大自然の中に溶け込むかのような抒情的なメロディは、非常に美しく、いつまでも身を浸していたくなります。
その中でも特に印象的なのがヴィニー・バーンズのエモーショナルなギターです。彼はオリジナルメンバーですが、過去に一度脱退しており、本作にて無事復帰しています。彼の咽び泣くようなギターがメロウな作風と見事にマッチしており、作品の完成度を数段階高めてくれています。
欠点としては曲のバリエーションが全く無い事。つまり、最初から最後までまったく同じタイプの曲しかなく、極めて一本調子という事です。美しさは認めますが、個人的には数曲はハードめな曲があったりしても良かったんじゃないかと思います。
欠点としては曲のバリエーションが全く無い事。つまり、最初から最後までまったく同じタイプの曲しかなく、極めて一本調子という事です。美しさは認めますが、個人的には数曲はハードめな曲があったりしても良かったんじゃないかと思います。
お気に入りは「Until」。フォーキーなメロディが胸を締め付ける至極の1曲。
ハードさ、ヘヴィさはまったくありませんが、美しいメロディが好きならば聴いてみる価値はあると思います。気になった方はぜひどうぞ。

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