
WOLFHEART(ウルフハート)
KING OF THE NORTH / 2022年 / 79点
フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、6枚目のアルバムです。
BEFORE THE DAWNに所属していたツォーマス・サッコネン(Gt)によって結成されたバンドです。と、今までは「していた」と過去形でしたが、2021年に再結成したので、今は「BEFORE THE DAWNにも所属している」という言い方が正しいですね。
音楽性は変わらず、非常に重みを感じるメロディックデスメタルです。初心者の方が聴けばかなり「デス寄り」だと感じるのではないかと思います。ただ、その中でも胸を締め付けるリリカルなメロディはシッカリとあるのがポイントです。
本作の特徴と言えば「ノーマルボイス」だと思います。今までも所々でノーマルボイスは使われてきましたが、本作では非常に多くのノーマルボイスが使われています。
しかし、このノーマルボイスが大きな難点になってしまっています。ハッキリ言えば、ノーマルボイスのメロディがイマイチなんです。本作のサビの多くはノーマルボイスで歌われており、そのノーマルボイスのメロディが微妙と言う事は大半の曲が微妙という事になるわけです。「Ancestor」「Desolated Land」「Headstones」「Fires of the Fallen」などがそれに該当します。
間奏のギターソロなどは官能的で良いんですが、肝心のサビがピンと来ないので、私的には残念な出来栄えだったと言わざるを得ません。
お気に入りは「The King」。悲哀に満ちたサビのギターリフが素敵すぎる1曲。
前作同様、決して悪くはないし、客観的な完成度で言えば間違いなく高いんだけど、どうも自分の好みど真ん中に来てくれないんだよなぁ…。

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