HAGANE2

HAGANE(ハガネ)
TOP OF THE TOWER / 2025年 / 80点

日本出身のパワーメタルバンド、2枚目のアルバムです。

前作「Code ; 9021」発表後、Uyu(Vo)、Mayto(Gt)、Kanako(Dr)が脱退。新たに凪希(Vo)、JUNNA(Dr)が加入し、4人体制で製作された作品です。それにしても、インディーズゲームみたいなジャケットです(汗)。

音楽性は大きく変わらず、アニソンチックなメロディ満載のガールズパワーメタルです。凪希のボーカルは前任Uyuと同じ比較的低めの声の為、メンバーチェンジによる違和感はまったくありませんでした。

本作の特徴は疾走感のあるストレートな曲が増えている事。「Not Lose」や「Out of the Darkness」、「Start Our Journey」「Salvation」など、気持ち良く突っ走ってくれる曲が多く、聴いてて気持ち良いです。凪希のキリッとした感じのボーカルも非常に合っていると思います。

そんな疾走曲の合間合間に和風な「Kagome」、ベースソロなどユニークなパートが多い「剣のレコード -Records of TSURUGI-」、5分もあるインスト「Over the fate」、爽やかなポップソング「With a Dream」と言った曲が挟まれており、良いバランスでマンネリ化防いでるのも高ポイントです。

気になった点としてはもう少し哀愁・抒情性が欲しかった事。前向きになれそうな明るめの曲が多く、そういうのも嫌いではないんですが、個人的にはもうちょっと胸がキュンとなる曲があっても良かったんじゃないかなと思いました。

お気に入りは「Over the fate」、「イース」とか「軌跡シリーズ」に使われていそうな疾走感溢れるインストナンバー。前作にもインストナンバーが入っていましたが、ガールズバンドでインストが入ってるって珍しいですな。

少しずつですが、確実にレベルアップしていると思います。次作も楽しみです。