
EXCALION(エクスキャリオン)
EMOTIONS / 2019年 / 72点
フィンランド出身のパワーメタルバンド、5枚目のアルバムです。
過去には国内盤も出ていた事がある正統派北欧パワーメタルバンドです。
音楽性はこれまで同様、STRATOVARIUSをお手本とした極めてシンプルでストレートなパワーメタルです。ただ、一般的な北欧パワーメタルは疾走感のある曲が多いのに対して、本バンドは疾走曲は一切無く、全てミドル~アップテンポなのが特徴。それでも、最後まで聴けるのはメロディセンスの高さ故だと思います。
……と、出来る限り擁護はしてみたものの、全体的な評価で言えば本作は決して高いとは言えないと感じました。スピード感の有無はいいでしょう。でも、メロディの微妙さはいかんともしがたい。出だしは「良さげかも…」と期待感が高まるものの、それに応えられる事無く、通り過ぎて行ってしまうんですよね。
こうなってしまうと、マーカス・ラングのちょっとがなるような歌い方も悪い方に作用してしまい、ちょっと鬱陶しいと感じてしまいました。
……うん、やっぱり、疾走感のある曲欲しいね。疾走感である程度メロディの弱さを誤魔化せる事って正直ありますからね。
お気に入りは「The Golden Horde」。北欧らしい哀愁のメロディを楽しめる佳曲。
悪く言ってしまいましたが、決して嫌いなバンドではないので、次作こそ爆発してくれる事を願います。

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