BUCOVINA1

BUCOVINA(ブコヴィナ)
CEASUL ADUCERII-AMINTE / 2006年 / 70点

ルーマニア出身のフォークメタルバンド、1枚目のアルバムです。長い間ヘヴィメタルを聴いていますが、ルーマニア出身のバンドは初めてかもしれません。ドラキュラ伝説以外に何も知らん国ですが(汗)。

音楽性はオールドスクールなフォークメタルです。デスボイスはあまり無く、朗々と歌い上げるノーマルボイスがメイン。スピード感は疾走感のある曲もあるものの、基本はミドル~アップテンポです。

大きなポイントとしては民族楽器やキーボードなどはほとんど使用せず、ギターのみで勇壮で土着性の高いメロディを紡いでいる所です。それ故、良くも悪くも派手さやキャッチーさが無く、非常に武骨に聞こえます。
なので、フォークメタルと言うよりかは「ヴァイキングメタル」と言った方が正確なサウンドだと思います。似たバンドで言えばKING OF ASGARDとかかな(マニアック;汗)。

でも、こういうサウンドもなかなかに悪くない。キーボードでキラキラに装飾されたサウンドばかり聞いてきたので、私の耳には新鮮に聞こえました。

気になった点はサウンドに粗さが残る事。デビュー作なので仕方ないとは思うんですが、音も演奏自体もまだまだ洗練されているとは言い難く、特にドラムは(演奏自体はできていますが)かなり素人臭いと感じました。メロディもまだまだ改善の余地がある出来栄えで、次作ではレベルアップしている事を強く望みます。

お気に入りは「Luna Preste Varfuri」。ノーマルボイスがいい味出してる1曲。

AMON AMARTHのように大出世できるか、気になるバンドです。少なくとも素質はあると思うんですけどね。