
TRISTAN HARDERS' TWILIGHT THEATRE(トリスタン ハーダーズ トワイライト シアター)
DRIFTING INTO INSANITY / 2022年 / 80点
ドイツ出身のパワーメタルプロジェクト、1枚目のアルバムです。
パワーメタルバンドTERRA ATLANTICA(テラ アトランティカ)のトリスタン・ハーダーズ(Vo/Gt)のソロプロジェクトバンドです。最後の「THEATRE」は「シアター」と読み「劇場」という意味です。シアターと言えばプログレッシブメタルバンドのDERAM THEATERが思い浮かびますが、「THEATER」はアメリカ英語で「THEATRE」はイギリス英語、読みも意味も同じです。勉強になりましたね(笑)。
音楽性はTERRA ATLANTICAと同じ王道のシンフォニックなパワーメタルです。何でもバンドの曲としては合わないとしてボツになった曲らしいんですが、私個人の意見だと「いや、メッチャTERRA ATLANTICAに合うよ」と言いたいです(笑)。
パワーメタルというジャンルは他のメタルジャンルに比べると癖が無く聴きやすいと私は思っているんですが、本作は印象的なクラシカルなメロディ、マイルドなトリスタンのボーカルと、その中でも更に聴きやすく、普段メタルを聴かない人でもサックリと聴けるんじゃないかと思います。
個人的には「Halls of Glory」「When Fairytales are gone」「Back to Avalon」と言ったスローテンポの曲が気に入りました。
気になった点は「疾走曲のサビがことごとく明るい」という事。イントロに続く「The End」、「Rise against the Tyranny」「Save me from Insanity」と言った爆走曲のサビが前向きというか明るめの傾向が強く、どうも私の嗜好に引っ掛かりませんでした。こういうメロディが好きな人もいるとは思うんですが、ヘヴィメタルなんだからやっぱり哀愁のメロディじゃない?
お気に入りは「Halls of Glory」。地味めですが、このメロディ好き。他には1分20秒しかないもののネオクラシカルなインスト「Interlude in G# minor」も良かったですね。
「TERRA ATLANTICAで使えなかった曲をやるプロジェクト」だとすると、またTERRA ATLANTICAが何枚かアルバム出した後に出たりするんでしょうかね?

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