
KING OF ASGARD(キング オブ アスガルド)
... TO NORTH / 2012年 / 60点
スウェーデン出身のヴァイキングメタルバンド、2枚目のアルバムです。
知る人ぞ知る伝説のヴァイキングメタルバンドMITHOTYN(ミソティン)のメンバーだったカール・ベックマン(Vo/Gt)、カーステン・ラーソン(Dr)によって結成されたバンドです。MITHOTYNの残る1人ステファン・ヴァイナーホールはFALCONERを結成し、日本でも結構な知名度を得ました。
音楽性は武骨なヴァイキングメタルです。パワーメタルだったFALCONERに比べると、こちらの方がよりMITHOTYNの血を引き継いでいると言えます。民族楽器は一切使わず、ギターリフだけで雄々しいメロディを紡ぐスタイルで、ボーカルは全てデスボイスです。
大きなポイントとしては「かなりデスメタル寄り」だという事。前作「FI’MBULVINTR」は、分かりやすいヴァイキングメロディが多かったんですが、本作はそんなメロディは抑えられており、純粋なデスメタル/ブラックメタルに近いスタイルになっています。
一見すると荒々しく聴こえるサウンドも、ジックリ聴くと実は丁寧に作られており、カールのボーカルもデスメタルらしい邪悪さが感じられ、格好良いと思います。甘くなり過ぎないヴァイキングメタルが聴きたいという人におススメだと思います。
ただ、正直言うと、自分には苦すぎたかなと思います。サブスクで見つけて「懐かしいな~」なんて思いながら聞いたんですが、予想以上にデスメタル色が濃い。自分はコッテコテのヴァイキングメタルが聴きたかったので、ちょっとコレジャナイ感がハンパ無かったです。こうじゃないんだよな……。
お気に入りは特に無し。本当に見つける事ができませんでした。
ビターどころか、甘さはほぼありません。純粋なデスメタルやブラックメタルを聴きたい人のみにおススメできる作品です。

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