
CROWNE(クラウン)
WONDERLAND / 2025年 / 81点
スウェーデン出身のメロディアスハードロックバンド、3枚目のアルバムです。
ART NATION、H.E.A.T.、DYNAZTY、EUROPEと言った北欧系メタル好きなら一度は聞いた事くらいはあるであろうバンドのメンバーらによって結成されたプチスーパーバンドです。
さて、私はメロハーバンドにとって大事なのは何よりメロディとヘヴィのバランスだと思っています。特にヘヴィさは強く押し出すとパワーメタルになってしまう事もありますからね。
このバンドのポイントはまさにそのバランスの良さです。一般的なロックに比べれば間違いなくヘヴィだけど正統派ヘヴィメタルほどではない。そして、哀愁と抒情性を感じさせる胸キュンのメロディもシッカリとある。まさにメロハーの鑑と言えます。
「Wonderland」で軽いジャブを当て、「Waiting For You」で顔面に強烈なストレートをかましてきます。その後も「Heaven Tonight」「Warlords Of The North」「Love Thy Enemy」と言った佳曲が並びます。アレクサンダー・ストランデル(Vo)の美声、ヨナ・ティー(Key)の印象的なキーボードも変わっていません。
ただ、後半に入ると「後一歩」な曲がチラホラと出てきます。また、全体を通してキラーチューンと呼べるほどの曲も無く、前作に比べると満足度はやや低めという感じかな。客観的に見れば「Waiting For You」がキラーなんだと思いますが、もっと良い曲が過去にありましたからね(汗)。
お気に入りは「Warlords Of The North」。テンポは非常にゆっくりですが、壮大なサビが素敵です。
前作に比べるとやや低評価ですが、それでもメロハー作品としては十分優秀だと思います。次作にも期待です。

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