HELLOWEEN17

HELLOWEEN(ハロウィン)
GIANTS & MONSTERS / 2025年 / 85点

ドイツ出身のパワーメタルバンド、17枚目のアルバムです。

パワーメタルを代表する大御所バンドです。というか、このブログを読んでいる人で、このバンドの曲を1曲も聴いた事が無いという人はおそらくいないんじゃないかと思います。
前作からマイケル・キスクとカイ・ハンセンが復帰しており、本作もメンバーチェンジ無しの7人編成で作られています。

前作はバラード無し、コミカルなナンバーも無し、ほぼ全曲スピードナンバーで占められていましたが、本作は本来の彼ららしくバラエティに富んだ作風になっています。

GAMMA RAYっぽさを感じる「Giants On The Run」から始まり、お約束の爆走曲「Savior Of The World」で掴みはOK、その後はコミカルなMVが印象的な「A Little Is A Little Too Much」、再びの爆走曲「We Can Be Gods」、壮大なバラード「Into The Sun」、我が国の首都をテーマとした「This Is Tokyo」、本作最長の8分24秒を誇る「Universe (Gravity For Hearts)」と続いていきます(ちなみに8分台の曲はもう1曲あります)。

正直に言えば、私は攻撃的でスピーディな曲ばっかりだった前作の方が好みですが、このバラエティの豊富さもHELLOWEENの大きな魅力です。ボーカルが3人になった事でよりパワーアップしてると感じました。
どちらにしろ、本作も充実した作品である事は間違いなく、私はたっぷり楽しませてもらいました。

気になった点は「Universe (Gravity For Hearts)」以降のラスト3曲「Hand Of God」「Under The Moonlight」「Majestic」がちょっとパッとしなかった事。ココに攻撃的な爆走曲があれば完璧だったんですが、どれも私の好みからは外れていました……。

お気に入りは「We Can Be Gods」。本作で最もメタリックな1曲。バラエティ豊かなアルバムですが、やっぱりこういうのが好き(汗)。

まさか7人体制で2枚もアルバムを作れるとは正直思っていませんでした。こりゃ、3枚目もあるかな。