
SERENITY(セレニティ)
NEMESIS A.D. / 2023年 / 84点
オーストリア出身のシンフォニックメタルバンド、8枚目のアルバムです。
常にハイクオリティなアルバムを作り続ける優良バンドです。最近はずっとワンギターでやっていましたが、本作はゲオルグ・ノイハウザー(Vo)も参加しているFALLEN SANCTUARYのマルコ・パストリーノがギターとして加入し、ツインギター体制で製作されています。
音楽性はもちろん変わらず、ドラマチックでありながらキャッチーなメロディが特徴的なシンフォニックメタルです。相変わらずツーバス連打の疾走曲こそありませんが、それを補って余りあるメロディの良さがあります。
短いイントロから始まり、元KAMELOTのロイ・カーンをゲストに迎えた、ちょっとKAMELOTっぽさも感じる「The Fall Of Man」から本格的にスタート。本作で最もキャッチーな「Ritter, Tod und Teufel (Knightfall)」、プログレッシブな展開を見せる8分もの大曲「Reflections (Of A.D.)」、彼らの十八番のリズムが炸裂する「Sun Of Justice」、ロマンチックささえ感じる「Crowned By An Angel」など、本作も良い曲が並んでいます。
残念ながら過去作を超えられるほどの凄さこそありませんでしたが、彼らが好きなら間違いないし、シンフォニックメタルが好きな人ならハマると思います。
お気に入りは「Ritter, Tod und Teufel (Knightfall)」。彼らのメロディセンスの良さを感じられる1曲。
安定の一枚です。これからもこの調子で頑張ってもらいたいです。

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