VALHALORE1

VALHALORE(ヴァルハロア)
VOYAGE INTO ETERNITY / 2017年 / 78点

オーストラリア出身のフォークメタルバンド、1枚目のアルバムです。

私が利用しているサブスクのおススメに出ていたバンドです。最近はこのパターンで思わぬ当たりがあったりするので侮れませんね。

音楽性はシンフォニック要素の強いフォークメタルです。基本は民族的なメロディを軸としたデスボイス系フォークメタルなんですが、そこに大仰なオーケストラなどが被さっており、この手のバンドの音としてはかなり「派手」だと思います。
ボーカルもデスボイスだけでなくノーマルボイスもたっぷり使われており、ENSIFERUMに近いかなと感じました。

1枚目でありながらサウンドに素人臭さは一切無く、かなりシッカリと作り込まれています。所々に印象的なメロディも組み込まれており、ピロピロ唸りまくるギターソロも完備。既に貫禄すら感じさせます。
フォークメタル好きはもちろん、シンフォニックメタル好きにもアピールできるんじゃないかと思います。

ただ、正直言うと私はあまりハマれませんでした。最大の理由は「曲が複雑だから」です。曲構成がかなり複雑で、素直にABメロ→サビとはなってくれず、静かに始まったと思ったら急に爆走したり、ブラストぶちかましたり、また急にミドルテンポになったりと、主軸が非常に分かりづらいんですよ。また、曲がかなり長く、6分超えの曲も結構あります。長い上に複雑だとなかなかスッと入れないんですよね……。

お気に入りは「Upon the Shores」。静かに始まり、急に爆走し、サビではミドルになる、忙しない1曲です。でも、サビが一番印象的なのはこの曲でした。

方向性は決して嫌いじゃないんですが、もうちょっとコンパクト&ストレートにしてほしいです。次作はどうなるのか、色々と気になります。