
NEMOPHILA(ネモフィラ)
Apple of my eye / 2025年 / 83点
日本出身のガールズメタルバンド、4枚目のアルバムです。
日本武道館で単独ライブを行うなど、現在のガールズバンドの中でも高い人気を誇るバンドです。前作「EVOLVE」発売直後にギターのSAKIが脱退。新たにメンバーは加えず、4人編成で製作されています。
ギターがガリガリと唸るヘヴィなサウンドに、時にデスボイスを、時にパワフルながらもポップな女性声を乗せるという、彼女ららしいスタイルはまったく変わっていません。アルバムを重ねる毎にヘヴィメタルらしい抒情性が減り、代わりにモダンさが際立つようになっていってますが、彼女らの場合「それでもいい」と思わせるサウンドだと思います。
本作は過去作に比べるとヘヴィさに寄っている感じで、ほぼ全ての曲でズッシリと重いギターリフとドラムを楽しめます。ヘヴィなサウンドとポップなサビがいかにも彼女ららしい「Just Do It!」、ノーマルボイスが一切出てこない、本作中最もハードな「BRAINWASH」、本作中唯一のポップ寄りなバラード「Beautiful days」、スピーディーなテンポが心地良い「G.O.D.」、和風ホラーな雰囲気の「赤加賀智-AKAKAGACHI-」などが印象的でした。
一方で、キラーチューンと呼べる程の曲が無かったかな……。出来は良いんですが、頭一つ飛び抜けた曲は私はちょっと見つけられませんでした。個人的には↑にも書いた通り、もうちょっと抒情的なメロディが欲しかった。
お気に入りは「BRAINWASH」。ひたすらにヘヴィに攻めた1曲。
メンバーが一人減った影響はまったく無いと思います。このまま頑張っていってもらいたいです。

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