
NICKELBACK(ニッケルバック)
GET ROLLIN' / 2022年 / 75点
カナダ出身のロックバンド、10枚目のアルバムです。
いぶし銀ボイスの持ち主チャド・クルーガー率いる大人気バンドです。アルバム売上枚数は5000万枚を超えていると言われています。
根強いアンチがいる事でも知られていますが、私個人はダイナミックなサウンドとキャッチーなメロディが大好きです。正直何であんなに嫌っているのか、理解できません(汗)。
さて、そんな彼らの10枚目ですが(これ以前のアルバムは旧レビューを参照)、大きくは変わっていません。ベースとドラムの音を際立たせた「ドッスン!」と表現できそうなスケールのデカいサウンドに、非常に耳障りの良いメロディと、彼ららしさ100%と言っても良いロックンロールです。チャド・クルーガーの唯一無二の渋い歌唱も健在です。
……と、根幹が変わっていない事は良かったんですが、本作は「方向性」が良くなかった。アルバムジャケットからしてポップな雰囲気プンプンで正直嫌な予感がしていたんですが、予感は見事的中。メロディがかなりポップで爽快な感じになっており、ハッキリ言って自分の好みではありませんでした。
私は彼らの最高傑作は「DARK HORSE」だと思っており、あれに収録されていた「Burn It To The Ground」や「Next Go Round」と言った好戦的な雰囲気が本作には無いんですよね……。
まあ、彼らほどの大物になれば、たまにはこういう作品も作りたくなるって事だと考える事にします(汗)。
お気に入りは「Steel Still Rusts」。爽快さと共に切なさも感じるロックバラード。
「DARK HORSE」以降はイマイチパッとしない印象で、本作でもそれは変わりませんでした。そろそろ目が覚めるような快作を聞きたいです!

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