RUMAHOY1

RUMAHOY(ラマホイ)
THE TRIUMPH OF PIRACY / 2018年 / 80点

イギリス出身のフォークメタルバンド、1枚目のアルバムです。

どう見ても物騒なテロリストにしか見えない覆面姿のビジュアルがインパクト大なフォークメタルバンドです。2013年にまだ1枚もアルバムを出してないのに「HERITAGE TALES:THE VERY BEST OF RUMAHOY」というふざけたEPを出してデビュー。本作が正式なデビューアルバムになります。

サウンドは野太い声で歌われるパイレーツ感満載のフォークメタルです。
ボーカルはSABATONのヨアヒム・ブローデン似のオッサン声で、好き嫌いはありそうですが、このサウンドには合っていると思います(曲によってはデスボイスもあり)。メロディは笛やらアコーディオンなどをたっぷりと使ったフォークメタルで、書いた通りパイレーツ(海賊)的な雰囲気が非常に強く、ヴァイキングメタルと言った方がシックリ来ると思います。
陽気な雰囲気もあって、総じてALESTORMに極めて違い音楽性と言えると思います。

とにかくどの曲も非常にメロディアスで分かりやすく、「いざ大海原へ!」と叫んでしまいたくなる即効性があります。トップを飾る「Ahoy!」、森の宴会のタイトルに相応しい「Forest Party」、超テンションの高い「The Haitian Slam」、デジタルサウンドを大胆に使った「Pirateship」などが記憶に残りました。

気になる点としては、演奏が少々弱い事。技術的には問題無いんですが、笛やアコーディオンなどに圧されてギターやベースと言った主楽器がやや奥に引っ込んでいるのが気になりました。バンドなんだからそれらの楽器がもっと前に出ていてもいいと思うんですけどね。

お気に入りは「The Haitian Slam」。ライブだったら大盛り上がり間違いなしでしょう。

フォークメタルというより、ヴァイキングメタル・パイレーツメタルという言葉にピンと来る人は聴いてみるべき作品だと思います。