
WOLFHEART(ウルフハート)
DRACONIAN DARKNESS / 2024年 / 75点
フィンランド出身のメロディックデスメタルバンド、7枚目のアルバムです。
BEFORE THE DAWNの創設者であるツォーマス・サッコネン(Vo/Gt)によって結成されたバンドです。メロデスの中でもかなりデス色が強い、重たいサウンドが特徴です。
さて、前作ではクリーンボイスの量がかなり増えましたが、本作でもかなりの曲のサビはクリーンボイスで歌われています(クリーンボイスはベースのラウリ・シルヴォネンが担当)。本作はそれに加えて壮大なシンフォニックサウンドが使われていたりと、アルバムを重ねる毎に流行りのメロデスに近づいている感があります。
とは言え、重たいデスボイスやヘヴィなギターリフなど、彼ら最大のポイントである「デス色強めの重たさ」は微塵も失われていません。このバランスに彼らの信念のようなモノを感じます。格好良い!
ただ、メロディは更に地味になっちゃったかな……。元々即効性のあるキャッチーなメロディは少なめのバンドでしたが、輪をかけて減っている気がします。決して無いわけではなく、聴けば聴く程良さが滲み出てくるとは思うんですが、そこに辿り着くまでにはそれなりの時間がかかると思います。
お気に入りは「Burning Sky」。唯一と言って良い、聴いてすぐに気に入った曲。サビが叙情的で好き。
悪くはないんですがイマイチ好きになりきれない、自分にとっては「惜しい」作品でした。

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