
EPICA(エピカ)
ASPIRAL / 2025年 / 80点
オランダ出身のシンフォニックメタルバンド、9枚目のアルバムです。
ゴシックメタルバンドAFTER FOREVERを脱退したマーク・ヤンセン(Gt)がシモーネ・シモンズ(Vo)と共に2003年に結成したシンフォニックメタルバンドです。オランダを代表するバンドと言えるでしょう。
さて、初期はゴシック寄りの荘厳で落ち着いたシンフォニックメタルをやっていましたが、ここ最近はアップテンポでキャッチーな曲も増え、WITHIN TEMPTATIONに近い感じになっています。前作「OMEGA」はまさにその路線でかなり楽しめました。
本作もアッパーな「Cross the Divide」からスタート。その後もこんな感じの曲が続く……と思ったんですが、その後は「Arcana」や「Obsidian Heart」など、従来のゴシック寄りのシンフォメタルナンバーが続きます。
「Apparition」など、キャッチー路線の曲もあるんですが、本作は全体的に従来の、言い方を変えれば彼らが最も得意とするであろうゴシカルシンフォメタルが大半を占めています。
最高レベルの音質、年を重ねるほどに凄みを増していくシモーネの歌声など、サウンドには一切文句はありません。が、個人的にはキャッチーな曲が多かった前作の方が良かったかな……。こんな事言うと「オメーにはこのバンドは合わないから聴くな!」とか言われそうですが、でもほら、人気のバンドだからとりあえず聞いてみたいわけですよ(汗)。
お気に入りは「Metanoia - A New Age Dawns Part VIII -」。サビの最後のシモーネの歌声に震える1曲。
前作が良かっただけに結構期待していたんですが、ちょっと戻ってしまって個人的には残念でした。次作はどんな方向で行くんでしょう?

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