
WITHIN SILENCE(ウィズイン サイレンス)
GALLERY OF LIFE / 2015年 / 82点
スロバキア出身のパワーメタルバンド、1枚目のアルバムです。
RIGHTDOORという名前で2008年に結成、2014年に現在の名前に改名したパワーメタルバンドです。スロバキア出身のバンドを聴くのは初めてで、ワクワクしています(笑)。
音楽性はSTRATOVARIUSをお手本とした、極めてオーソドックスなヨーロピアンパワーメタルです。心地良い疾走感、癖の無いボーカル、適度にキラキラなキーボード……と、まさに教科書通りのサウンドです。
それはつまり、オリジナリティが無いという事でもありますが、この手のサウンドの肝はオリジナリティがあるかどうかではなく、キャッチーで抒情的なメロディがあるかないかであり、その点において本作は見事にクリアしています。
イントロに続くファストナンバー「Silent Desire」で掴みはOK、その後もヘヴィなスピードナンバー「Emptiness of Night」、メロウな「Elegy of Doom」、キラキラなキーボードが印象的な「Love Is Blind」、男らしいメロディの「The World of Slavery」など佳曲が並んでいます。
バラードやミドルが無く、バラエティは乏しいですが、疾走するだけで嬉しくなってしまう自分にとって本作はまさに理想的とも言えます。
一方で、キラーチューンと呼べる程の1曲も見当たりませんでした。全部が平均点内に収まってしまってる感じなんですよね……。「このバンドを代表する強烈な1曲」があるとガラリと印象も違うだけに、ココは要改善でしょう。
お気に入りは「Emptiness of Night」。私の中の「理想的な疾走ナンバー」を体現した1曲。
こういうバンドは最近なかなか聴けなくなったので嬉しいか限り。食べていくのは大変かもしれませんが、このまま続けて行ってほしいです。

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